「大岡山」
最近「低山」登山がひそかなブームになっています。気軽に登山を楽しむことができ、健康にも良いということで、メディア等でも注目されるようになりました。山形市にも盃山や富神山など、身近に魅力的な低山がありますが、今回は楯山地区の大岡山をご紹介します。
大岡山は標高401メートル。台形の風格ある山容で、楯山地区のシンボルとなっています。JR仙山線楯山駅方面から、風間不動コース、七曲がりコースなどの複数のコースがあり、最短で片道45分ほどで山頂まで行くことができます。山頂からは市街地や村山盆地、遠くには朝日連峰、月山、鳥海山まで見渡す絶景が待っており、これが人気の要因となっています。
また、登山道沿いや周辺には、山神神社、風間薬師如来、姥(うば)神様、不動明王などの歴史的な遺産や、ツツジやヒメサユリ、ヤマユリなど、季節ごとの植物、三吉清水等のきれいな湧水など、多種多様な楽しみがあります。
「やまがた百名山」の一つにも選ばれ、近年は登山者も増えているようです。楯山駅からすぐの立地で、案内板や登山道も整備されていますので、ぜひ一度登ってみてはいかがでしょうか?
山形市長 佐藤孝弘
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